不動産売却をする際は査定を受けよう!2種類ある査定の特徴や違いを解説

2023-02-14

不動産売却をする際は査定を受けよう!2種類ある査定の特徴や違いを解説

この記事のハイライト
●不動産の相場を知りたいときは、ご自身で調べる方法と不動産会社の査定を受ける方法がある
●不動産会社の査定には、机上査定と訪問査定の2種類がある
●机上査定と訪問査定はかかる時間や精度の高さなどが異なるので、目的に合わせて選択すると良い

不動産の価値は、さまざまな要素によって決まります。
そのため、不動産売却をしようと思っても、売却価格の目安がわからないことがあるでしょう。
そこで今回は、神奈川県鎌倉市を中心に横浜市や湘南エリアなどで不動産売却をご検討中の方に向けて、不動産売却の際の「査定」についてご説明します。
ご自身で相場を調べる方法や、2種類ある査定の特徴などもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

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不動産売却の際に売却価格の相場を知る方法と査定の概要

不動産売却の際に売却価格の相場を知る方法と査定の概要

不動産売却を考えたときに気になるのは、「どのくらいの価格で売れるか」ということでしょう。
不動産の相場を調べる方法には、「ご自身で調査する」と「不動産会社の査定を受ける」の2つがあります。
これらの方法について、それぞれご説明します。

不動産売却の際に相場を調べる方法①ご自身で調査する

不動産の売却価格の相場を知りたいときは、公示地価や類似物件の取引価格が参考になります。
これらをご自身で調べるときは、以下の2つを活用しましょう。

  • レインズマーケットインフォメーション
  • 土地総合情報システム

レインズマーケットインフォメーションは、安心できる不動産取引を目的としたサイトで、国土交通大臣の指定を受けた不動産流通機構が運営しています。
大きな特徴は、不動産が実際に取引された価格である「成約価格」がわかることです。
不動産が売りに出された「売り出し価格」がわかる媒体はたくさんありますが、実際の取引価格は売り出し価格よりも下がることが多いものです。
そのため、不動産売却の際に相場を調べるときは、より実情に近い金額がわかるレインズマーケットインフォメーションを利用しましょう。
レインズマーケットインフォメーションで検索する際は、地域や最寄り駅、築年数や間取りなどの項目から絞り込みます。
不動産売却を考えている物件の条件を入力すると、類似物件の成約価格がわかるでしょう。
ただし、レインズマーケットインフォメーションは土地だけの価格を調べることはできません。
そのため、土地の相場を知りたいときは、もう1つの「土地総合情報システム」を使いましょう。
このサイトは国土交通省が運営しており、土地の成約価格や公示地価がわかります。
成約価格は「不動産取引価格情報検索」、公示地価は「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」のメニューから調べましょう。

不動産売却の際に相場を調べる方法②不動産会社の査定を受ける

不動産が売却できそうな金額をより具体的に知りたいときは、不動産会社の査定を受けましょう。
査定とは「おおよそ3か月以内に売却が見込めそうな価格を求めること」であり、査定によって算出される価格を「査定額」といいます。
不動産売却の際は「できるだけ高く売りたい」と思うかもしれませんが、相場とかけ離れた金額で売り出しても買主はなかなか見つかりません。
そのため、査定額を参考にして売り出し価格を設定し、3か月前後の売却完了を目指すことが一般的です。
査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があるので、それぞれの特徴やメリットを理解しておきましょう。

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不動産売却の際に受ける査定の1つ「机上査定」の特徴とメリット

不動産売却の際に受ける査定の1つ「机上査定」の特徴とメリット

机上査定と訪問査定は特徴が異なり、それぞれにメリットと注意点があります。
ですから、それぞれの内容をしっかりと理解したうえで、目的に合わせて選択しましょう。

不動産売却の際に受ける机上査定の特徴

机上査定は売却する物件を直接見ることなく、書類などで確認できる要素を使って簡易的におこなわれます。
そのため、机上査定は「簡易査定」と呼ばれることもあります。
机上査定で査定額を算出する際の根拠となるのは、おもに以下の要素です。

  • 大きさや形
  • 立地や地目
  • 建物の築年数や間取り
  • 周辺の類似物件の取引相場
  • 公示地価などの公的な価格

個別の物件の状態などは加味されないので、査定額はおおよその金額になります。

不動産売却の際に受ける机上査定のメリットと注意点

机上査定の大きなメリットは、査定額が比較的早くわかることです。
通常は3日ほどで結果がわかり、依頼した当日に査定額が出ることもあります。
また、不動産売却をする物件を訪問せずにおこなうため立ち会う必要がなく、手間がかからないこともメリットです。
電話やインターネットなどによるやり取りだけで済むので、手軽におこなうことができます。
そのため、とりあえず査定額だけ知りたいときや、売却を考えている物件が遠方にある場合などにおすすめです。
ただし、机上査定で算出される査定額の精度はそれほど高くないので、実際の売却価格との差が大きくなる可能性があります。
とくに、一戸建てや土地は個別性が高いので、机上査定の査定額は参考程度だと考えたほうが良いでしょう。

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不動産売却の際に受ける査定の1つ「訪問査定」の特徴とメリット

不動産売却の際に受ける査定の1つ「訪問査定」の特徴とメリット

訪問査定が机上査定と違う点は、不動産売却する物件を調査した結果もふまえて査定額が算出されることです。
物件の現状が加味されるので、より精度の高い査定額を知ることができます。
この点が、訪問査定の大きなメリットです。
具体的には、先述した机上査定の根拠となる要素に、日当たりや周辺の環境、建物や室内の状態などの要素が加わります。
また、不動産売却をする物件の状態以外にも、最寄り駅や買い物施設からの距離や経路の状況などが反映されるので、実際に売却できる価格に近い金額がわかるでしょう。
精度の高い査定額を基にして売り出し価格を設定すると、3か月ほどで売却できる可能性が高まると考えられます。
ただし、訪問査定を受けるときは現地調査がおこなわれるため、建物の場合は立ち会いが必要です。
また、査定額が出るまでに1週間~10日ほどかかるので、机上査定よりも手間や時間がかかる点に注意しましょう。
さらに、訪問査定を受ける際には事前にやっておくことがあります。
それは、「必要書類の準備」と「最低限の掃除や整理整頓」です。
必要書類は、おもに以下のとおりです。

  • 登記簿謄本
  • 公図
  • 土地の測量図や建物の図面
  • 購入した際の売買契約書
  • 周辺環境がわかる資料

査定を依頼する不動産会社に確認して、早めにそろえておきましょう。
そして、訪問査定の当日までに最低限の掃除や整理整頓をしておく必要もあります。
しかし、不具合の多い物件だとしても、査定を受ける前に大がかりなリフォームや修繕をすることは避けましょう。
不動産売却前にリフォームなどをすると、物件の印象は良くなりますが、かかった費用を回収できない可能性があります。
その理由は、リフォーム費用を売却価格に上乗せすると相場よりも高くなり、買主が見つかりにくくなるからです。
不動産の購入検討者は「リーズナブルな物件を購入して、自分好みにリフォームしよう」と考えていることも多いので、そのまま売却したほうが良いケースが多々あります。
費用をかけてリフォームや修繕をしたほうが良いかどうかは、査定を受けたあとに不動産会社へ相談してみましょう。
なお、査定額は必ずしもその金額で売れるわけではなく、あくまでも目安です。
そのため、どちらの査定でも査定額の高さだけではなく、算出された根拠をしっかりと確認することが大切です。

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まとめ

不動産売却の際は、査定を受けると売却価格の目安がわかります。
早く知りたいときは机上査定、より精度の高い査定額を知りたいときは訪問査定を依頼しましょう。
私たち「湘浜不動産株式会社」は神奈川県鎌倉市を中心に、横浜市や湘南エリアなどで不動産売却をサポートしております。
査定のご依頼はもちろん、不動産売却に関するご相談も随時承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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